課題名 | 花芽分化における形態形成関連遺伝子と生理活性物質の機能解明(124) |
---|---|
課題番号 | 1998001346 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・形質発現研 |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | イネOSH1遺伝子をカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター(35S)の支配下でキウイフルーツに導入した個体を用いてGA1含量の測定、および外生ジベレリンに対する反応を調査した。GA1の含量は、OSH1を導入して形態変化を起こしたキウイフルーツでは著しい低下が認められた。また、形質転換体の培地中にGA3を1μMもしくは10μMの濃度で加えて培養したところ、形質転換キウイフルーツは外生GA3に応答し節間伸長を示し、葉の形態の部分的な回復も認められた。これらのことは、OSH1の過剰発現は形質転換キウイフルーツにおいてジベレリン生合成を阻害し、ジベレリンの情報伝達系には影響を与えないと考えられた。 |
カテゴリ | カリフラワー キウイフルーツ |