植物の形態形成に関する遺伝子の機能解析(125)

課題名 植物の形態形成に関する遺伝子の機能解析(125)
課題番号 1998001347
研究機関名 果樹試験場(果樹試)
研究分担 栽培・形質発現研
研究期間 完H07~H09
年度 1998
摘要 植物の形を自由に変化させ、わい化、花芽増加等、産業上重要な形質を持った作物を作出することを目指して植物の形態を決定する機構を解析した。(1)我々が単離したホメオボックス遺伝子OSH1は植物への形質転換実験から頂芽優勢の打破、わい化等、植物の形態を大きく変化させる遺伝子であることを明らかにした。(2)形態が変化した形質転換タバコでは活性型サイトカイニン、アブシジン酸が増加し、ジベレリンが著しく減少していることを明らかにした。(3)形態が変化した形質転換タバコにジベレリンを投与したところ、ジベレリンの減少に伴うと考えられるタバコの形態が回復しジベレリン受容体から下流の反応は正常に行われていることが明らかになった。また、ジベレリンの生合成中間体を投与した実験からGA20-オキシダーゼ活性が抑制されている可能性が考えられた。(4)茎で非常に強く発現していて茎の伸長に重要な働きをしていることが予想されるGA20-オキシダーゼ遺伝子をタバコから単離し、その発現状況を検討すると非形質転換タバコに比べて形質転換タバコでは著しく発現が抑制されていることが明らかになり、わい化した植物の形態を説明できる。以上の結果から、植物の形を決める情報伝達回路の一部が解明され、植物の形の決定の仕組みの一端が明らかになり、わい化等の果樹に有用な形質を制御する基礎となった。この成果は連携開発「雑草防除」に受け渡される。
カテゴリ 病害虫 雑草 たばこ わい化

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