課題名 | カンキツソローシス様症状の病原体の探索 |
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課題番号 | 1998001406 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
保護・病原機能研 |
研究期間 | 新H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 被害の大きいウイルス病として諸外国で報告されているソローシス病に類似した接ぎ木伝染性病害がユーレカレモンに発生した。その病原体を探索するために、葉に退緑斑紋症状を示すカンキツ新梢を接種源として各種草本植物へ汁液接種したところ、キノアのみが全身症状を示し、接種葉に退緑斑点、上葉に退緑斑点、斑紋、葉脈透化などの軽微な病徴が生じた。発病キノア上葉の磨砕液を接種源とし、カンキツ(エトログシトロン)への切り付けによる戻し接種を行った結果、16本中7本で伝染が認められ退緑斑紋症状を示した。さらにこの発病シトロンを接種源としたキノアへの汁液接種で上記の症状が再現された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 キノア 接ぎ木 防除 レモン その他のかんきつ |