課題名 | 台木利用による形質転換果樹の安全利用技術の開発(262) |
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課題番号 | 1998001483 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
リンゴ・育種研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 果樹栽培においては、通常食用となる果実は台木に接がれた異品種から生産されることから、組換え体を台木として利用する場合は、食品中への異種遺伝子の混入は回避できると考えられる。平成9年度はタバコとリンゴについて,形質転換体を台木とし、非形質転換体を接ぎ木した接ぎ木植物を作成し、台木から穂木への遺伝子移行の有無を検定した。タバコの接ぎ木植物4個体から獲得した種子約11,600粒には、カナマイシン含有培地で緑化して生育する個体はなく、台木からの導入遺伝子の移行は認められなかった。リンゴ5個体の接ぎ木植物の葉からPCR法で検出を試みたが、台木に導入したNPT■遺伝子は検出できなかった。 |
カテゴリ | 育種 台木 たばこ 接ぎ木 品種 りんご |