熱帯における中小家畜の飼養技術改善に関する研究(71)

課題名 熱帯における中小家畜の飼養技術改善に関する研究(71)
課題番号 1998004198
研究機関名 国際農林水産業研究センター(国研センタ)
研究分担 畜産草地(マレイシア農業開発研究所主研)
研究期間 完H07~H09
年度 1998
摘要 各国とも自国の飼料の成分分析を行い成績を集めているが、欠落する成績がある。熱帯の類似した環境下の国々には共通の飼料資源があり、また主要飼料は国際流通性があるので、各国で集めている飼料情報を相互に利用することにより、飼料の有効利用または新飼料資源の開発が促進される。そこで、アジア各国の研究者の連携により各国の飼料情報の共同利用の方策を研究した。日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、タイ、マレイシア、インドネシアの飼料成分表を集めた。各国の収録飼料数は200-500であった。飼料名の英語への翻訳と学名のあてはめを行い各国語で表記されている飼料の内容を比較し飼料の対応表を作成した。マレイシアの飼料成分名ファイルと成分値ファイルを組み合わせて飼料成分表を作成した。この成分表を用いて、SPF鶏(特定病原菌に感染していない鶏)用の実験飼料について線形計算法により代替飼料原料の利用及び栄養成分の供給量を検討した結果、微量必須元素セレンが供給過剰になるので、ミネラル添加剤の内容を変更するようアドバイスした。各国の飼料成分データをデータベースとしてホームページ上に公開することは有益であり技術的には困難はないが、著作権者の許可を得る必用がある。各国の研究者との連携共同研究が必用である。
カテゴリ データベース

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