課題名 | 熱帯における水分ストレス下での稲生産の安定化(150) |
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課題番号 | 1998004268 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
環境資源(主研) |
研究期間 | 延H06~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 熱帯陸稲作における水利用効率向上のため、養分管理が根の発達と水分吸収に及ぼす影響を調査した。酸性土においてPは根域を深くする効果があり、またNは全層の根密度を高める効果が認められた。Pによって地上部―根比は、無施肥に比べ同じあるいは増加し、Pは地上部だけでなく根の生育を促進するといえた。陸稲はトウモロコシに比べ下層土からの水分吸収能が低く、陸稲が水分ストレスに敏感である大きな原因と考えられた。N,Pによる根発達の促進は下層土からの水分吸収の改善に寄与し、養分・土壌管理が、下層からの水分吸収能に影響を与えることを示唆された。 |
カテゴリ | 施肥 とうもろこし 陸稲 |