課題名 | 飼料作物の多湿ストレス適応機構の生理学的解明(86) |
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課題番号 | 1998001117 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | とうもろこし、ソルガム、ギニアグラス及び栽培ヒエを供試して、湛水に対する根の反応を検討した。オオクサキビ以外の草種は、湛水処理により根部の生育が抑制され、中下層の根の割合が減少し、抑制の程度はソルガムで最も大きかった。ギニアグラスとソルガムでは湛水処理により根のエタノール含量が顕著に増加し、ギニアグラス、ソルガム及びとうもろこしでは根中のATP含量の低下が顕著であった。しかし、オオクサキビと栽培ヒエでは湛水処理により中下層根のATP含量が増加した。一方、湛水処理による根中の有機酸含量の変化は草種によって違いが見られ、リンゴ酸とフマル酸含量の変動は耐湿性の強弱と連動した。 |
カテゴリ | 管理技術 きび 軽労化 飼料作物 ソルガム 耐湿性 とうもろこし ひえ りんご |