課題名 | 鱗翅目の分類および生態に関する研究(9) |
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課題番号 | 1998000641 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・昆虫分類研 |
研究期間 | 完H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 観賞用植物への加害が海外で問題となっているOpogona sacchariについて当所昆虫標本館所蔵の標本を再調査した結果、ベンジャミンやドラセナ等で1989年以降9件の国内発生事例のあることが判明した。ほとんどの地域では発生は一時的であったが、沖縄では1997年12月時点でもドラセナでの発生が続いていた。トウモロコシトガリホソガ Anatrachyntis rileyiは輸入貯蔵トウモロコシでの発生事例が知られていたのみでこれまで日本では定着は確認されていなかったが、つくば市および土浦市の精米所等で本種の発生が確認された。幼虫は未確認であるが、つくば市周辺の精米環境において本種が定着している可能性は高いと考えられた。 |
カテゴリ | とうもろこし ベンジャミン |