非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発(51)

課題名 非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発(51)
課題番号 1998000681
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 資材動態・殺菌動態研
研究期間 継H08~H12
年度 1998
摘要 非殺菌性化合物アシベンゾラルSメチルはキュウリ炭疽病や黒星病に対して局部的及び全身的獲得抵抗性を極めて速やかに誘導し、その効果は処理3時間後に菌を接種した場合でも認められた。同化合物の処理によりキュウリで生成量が増大するフェノール性の抗菌性物質は、機器分析や標品との比較によりベンジルヒドロペルオキシドと同定された。病害抵抗性に関連すると予想されるパーオキシダーゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼ遺伝子の転写活性は、アシベンゾラルSメチルの処理によって増大した。抵抗性誘導のみられる葉においても侵入菌糸が形成されたことから、抵抗性は菌の侵入後、病斑形成までの間に発現すると考えられた。
カテゴリ 病害虫 きゅうり 黒星病 炭疽病 抵抗性 農薬 病害抵抗性

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