課題名 | 畦畔植生における他感作用等の相互作用機構の解明(81) |
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課題番号 | 1998000706 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・他感物質研 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1998 |
摘要 | 刈り取り等の管理作業にともなう水田畦畔植生の群落構造の変化、安定の機構を解明するため、ヨモギ、ミヤコグサ、チガヤ、スギナの4草種の在来多年生草本を組み合わせて植栽した試験用のモデル畦畔を作成した。また、供試草種の環境適応性および他感作用性を検討した結果、ヨモギおよびチガヤは高土壌水分条件で地下部繁殖器官の形成が抑制されることが明らかになったほか、供試各草種単独の場合よりも、2草種を混合した場合の方がメヒシバの幼根伸長を阻害する活性が高いことが認められ、草種の共存により他感作用性が高まる可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 水田 繁殖性改善 よもぎ |