気象情報等と作物生育モデルによる冷害予測手法の開発(204)

課題名 気象情報等と作物生育モデルによる冷害予測手法の開発(204)
課題番号 1998000827
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境資源・大気生態研
研究期間 完H06~H09
年度 1998
摘要 本課題では、気象情報等と作物生育モデルを統合化することで、新たな冷害予測手法を開発することを目的として、様々な角度から研究を行ってきた。9年度は、アメダスデータ・ひまわり画像等をもとに、リアルタイムで水稲の生育ステージと収量が推定できる「水稲生育・収量リアルタイム推定システム」を開発した。広域的に推定収量の分布が一目で見られるようになることのメリットは非常に大きい。本システムでは、アメダスデータと国土数値情報をもとに地形因子解析法により求めた日平均気温の分布と、気象衛星ひまわり画像と気象官署における日射量データをもとに推定した日積算日射量の分布を入力する方式とした。本システムは、気象データが入力された日付までの、生育ステージ・乾物重等の分布を、数分以内に計算し出力する。さらに、収穫時期までの気象データを入力することで、収量推定値・不稔歩合等の分布を10分程度で計算し出力する。「水稲生育・収量リアルタイム推定システム」が開発されたので、国の行政部局や地方自治体の農林行政などにおいて水稲の生育診断や予測を行う際の活用が期待される。
カテゴリ 管理技術 凍害 ひまわり 評価法

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