| 課題名 | 鹿飼養における損耗防除技術の開発(164) |
|---|---|
| 課題番号 | 1998003804 |
| 研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
| 研究分担 |
細菌寄生虫総合診断放牧病官・環境衛生研原虫病研放牧病研 |
| 研究期間 | 完H03~H12 |
| 年度 | 1998 |
| 摘要 | 養鹿上の主要損耗要因と考えられる感染疾病の実態を把握し、またそれらの診断・予防法の確立を図る目的で、幾つかの病原体に対する鹿の感受性について検討した。人畜共通感染病であるライム病病原体ボレリア菌に対する東北地域の野生および飼養鹿の抗体陽性率はかなり高く、鹿がボレリア菌あるいはその媒介マダニの感染環に組み入れられていると考えられた。牛肺炎病原体パスツレラ菌を接種した鹿では牛と同様の肺炎が生じた。このことから集団飼育鹿にはこの菌に対する予防措置が必要と考えられた。牛赤血球に寄生するタイレリア原虫を鹿に接種したが、感染は成立しなかった。これらの結果から、他種動物由来の病原体が鹿にも悪影響を及ぼすことが推察された。今後は鹿由来病原体が他家畜に及ぼす影響について検討する必要がある。 |
| カテゴリ | 病害虫 環境制御 治療法 防除 薬剤 ライム |