バイテク養蚕技術の開発-組換えウイルスの遺伝子発現に及ぼす蚕品種間の差異とトランスファーベクターの評価-(12)

課題名 バイテク養蚕技術の開発-組換えウイルスの遺伝子発現に及ぼす蚕品種間の差異とトランスファーベクターの評価-(12)
課題番号 1998003502
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 遺伝育種・細胞工学研
研究期間 継H08~H10
年度 1998
摘要 遺伝子組換えウイルスの外来遺伝子発現量が高い蚕品種の選抜を目的とした。選抜は、カイコ核多角体病ウイルスのp10遺伝子のプロモータに外来遺伝子としてルシフェラーゼ遺伝子をレポータとしてつないだ組換えウイルス(Bmp10-Luc)をカイコに接種し、体内で産生されたルシフェラーゼ量から判断した。供試蚕品種は育種素材化研究室で育成中の品種も含めて■しんあさぎり、■(BNL1×BCSL2)×(鐘8号×BCS30A)、■BNL1×BCSL1、■BNL1×BCSL2、■BNSL2×BCSL1、■BNSL2×BCSL2、■BN19f×BCS25f、■日02号×中02号、■日146号×支147号である。これらの品種のカイコに与えた人工飼料はシルクメート(日本農産工業製)1S、2S、3S、4Sであり、4Sのみ桑葉粉末の未混入飼料である。4S飼料を与えた場合、■BNL1×BCSL1品種が高いルシフェラーゼ生産量を示した。カイコの1齢期に1S、2齢期に2S、3~5齢期は3Sを与えたカイコでもBNL1×BCSL1が高い生産性を示した。これらから与えた飼料中の桑葉粉末の有無に係わらず■BNL1×BCSL1品種がウイルス感染性が高く、遺伝子発現量も高いものと考えられた。なお、8年度で得た成果と併せてもこの品種の有望性が示された。
カテゴリ 育種 カイコ 桑 品種

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