カイコ形質遺伝子の安定発現制御機構の解明(19)

課題名 カイコ形質遺伝子の安定発現制御機構の解明(19)
課題番号 1998003504
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 企連・昆虫チーム
研究期間 完H06~H09
年度 1998
摘要 新育種法等により導入された外来遺伝子の安定的な発現並びに評価のためには、その基礎となる胚発生過程における遺伝子発現解析技術の開発が強く要請されている。すでにカイコには、胚発生・分化における遺伝子発現制御機構の解析に適している形態形成異常の突然変異のE群の存在が知られている。そこで、このE群を対象としホメオティク遺伝子の単離ならびに遺伝子発現機構の解析手法の開発を行った。カイコのホメオティク遺伝子の一つで胸部の形態形成にかかわるBmAntennapediaの突然変異であるTM、TNc、TCycの遺伝子構造と形質の異常程度を比較検討したところ、遺伝子構造のうち遺伝子下流部分の欠失範囲の大きさと形質の異常程度には高い相関があることが明らかとなった。また、新たに得たBmSex-comb-reducedの構造解析と遺伝子発現機構を解析したところ、この遺伝子はBmAntennapediaと類似性が極めて高いホメオボックスを持っていた。さらに、アイソトープを用いないWISH法による解析したところ、その遺伝子発現部位は頭部から胸部にかけての体節にあることが判明した。
カテゴリ 育種 カイコ

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