課題名 | 昆虫機能利用による未利用資源の有用物質変換モデルの作出(26) |
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課題番号 | 1998003513 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
遺伝育種・発生分化研 |
研究期間 | 継H05~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | エビガラスズメの変態期のアミノ酸プールとして機能しているアリルフォリン型貯蔵タンパク質の遺伝子構造をPCR法により解析した。抗体スクリーニングにより得たアリルフォリンβcDNA(約2.2kbp)の塩基配列をもとに20~22merのPCRプライマーを数種類合成し、幼虫脂肪体から精製したゲノムDNAを鋳型にして、アリルフォリンβ遺伝子を増幅した。得られたDNA断片の一次構造を解析した結果、アリルフォリンβ遺伝子は5個のエキソンから構成され、エキソン1からエキソン5まで3.1kbpの全長を持つことが判明した。塩基配列のホモロジー解析を行ったところ、エキソン配列においてタバコスズメガ MA-β、カイコ SP-2、キイロショウジョウバエ LSP-2と高い相同性が認められた。 |
カテゴリ | 育種 カイコ 未利用資源 |