| 課題名 |
クワ炭そ病の感染および発病機構の解明(180) |
| 課題番号 |
1998003641 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
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| 研究分担 |
生産技術・桑病害研
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| 研究期間 |
完H05~H09 |
| 年度 |
1998 |
| 摘要 |
クワ炭そ病は、本病に関する研究は少なく、その病原菌、発生生態、感染機構等については不明な点が多い。そこで、効果的な防除技術を確立するための基礎的知見として、上記の病理学的性質の解明を行った。5年度は、本病の病原菌としてColletotrichum dematium、C.acutatumおよびGlomerella cingulataの3種を新たに見いだし、その中でC.dematiumが本病の主たる病原菌であることを明らかにした。6年度は、クワ炭そ病菌の宿主範囲および他の宿主由来の炭そ病菌との桑に対する病原性の比較を行った。その結果、3種のクワ炭そ病菌は桑以外の植物葉に対しても病原性を示したが、桑葉に対しては桑由来の炭そ病菌が最も強い病原性を示すことが明らかとなった。7年度及び8年度は本病の自然発病の発生消長および本病の伝染経路について検討した。その結果、本病の初発生は梅雨期の6月下旬から7月上旬に地表面付近の葉で認められ、その後落葉期にかけて桑樹の上部に伝搬し、やがて樹木全体に蔓延することが明らかとなった。さらに、本病の初期発生は、桑葉の葉位別感受性の差異よりも、本菌の越冬源と考えられる土壌からの距離という物理的条件に大きく支配されること、また、その後の感染拡大は垂直的な伝搬により引き起こされることが明らかとなった。以上の成果の一部は学会誌等で既に公表し、残りについても今後公表する。
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| カテゴリ |
病害虫
害虫
桑
防除
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