昆虫寄生性微生物による感染・発病要因の解明と制御(187)

課題名 昆虫寄生性微生物による感染・発病要因の解明と制御(187)
課題番号 1998003648
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 生産技術・蚕病害研
研究期間 継H07~H11
年度 1998
摘要 有用昆虫における微胞子虫の感染防除技術および微胞子虫の利用による害虫防除法の開発に資するため、オオモンシロチョウから分離した微胞子虫の性状解明および電解イオン水の蚕関連微生物に対する不活化効果について調査した。その結果、分離微胞子虫はカイコにおいても感染が認められたが、病原性はカイコのNosema bombycisよりも弱くM11と同程度であることが明らかになった。また、本微胞子虫はM11胞子抗体と特異的に反応することから、カイコで広く検出されているM11と同系統であると同定された。つぎに、電解イオン水の数種病原微生物に対する不活化効果を調べた結果、強酸性イオン水の場合には約15分間の処理でいずれの供試菌に対して不活化効果が認められたが、強アルカリイオン水の場合には1時間処理しても不活化効果が認められなかった。
カテゴリ 病害虫 カイコ 害虫 防除

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