課題名 | 花き類の新病害・宿根性スターチスうどんこ病 |
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課題番号 | 1998001560 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・病害研 |
研究期間 | 単H09~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 三重県および大分県で宿根性スターチスに発生したうどんこ病について、病徴観察、病原菌の形態および病原性を検討し、病原菌の同定を行った。本病は、葉、茎および枝に白い粉状の斑点を生じ、激しい場合には下葉から枯れ上がる。病原菌は、病斑上に菌糸、分生子柄、分生子を形成した。分生子の形態はErysphe limoniiに似るが、完全時代が不明であることから、分生子の発芽の様相に基づき本菌をE.polygoni型のOidium sp.と同定した。接種試験では、宿根性スターチス3品種に発病したが、スターチス3品種は発病しなかった。わが国では未記載の病害であるため、本病を宿根性スターチスうどんこ病として報告した。本病の発生生態および防除法については、発生地において検討する予定である。 |
カテゴリ | 病害虫 うどんこ病 スターチス 病害虫防除 品種 防除 予察技術 |