課題名 | トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(58) |
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課題番号 | 1998001563 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・病害研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 3葉期のトマト苗を供試して、萎ちょう病菌レース1に抵抗性の品種‘秋玉’および罹病性品種‘ポンデローザ’への病原菌の移行を調べた。根を切断してレース1を接種し、茎からの病原菌の分離状況と維管束の褐変状況を調べたところ、罹病性品種では病原菌の移行が褐変より先行し、やがて病原菌と維管束の褐変が頂部に達した。抵抗性品種では病原菌と褐変は同調し、移行速度は遅かった。非病原菌であるキュウリつる割病菌を接種した場合には、両品種ともレース1に対する抵抗性品種の反応と似た結果であった。レース1の培養ろ液を両品種に処理したところ、萎ちょう症状は現れたが、維管束の褐変はみられなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり 抵抗性 抵抗性品種 トマト 病害虫防除 品種 |