課題名 | キュウリの誘導抵抗性の発現に関する研究 |
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課題番号 | 1998001568 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・病害研 |
研究期間 | 単H09~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | キュウリの葉において発現することが明らかにされている全身的な誘導抵抗性が、胚軸や根でも発現され、土壌病害に対しても有効であるか、否かを試験した。キュウリの子葉に炭そ病菌を接種して、病斑が形成された後、胚軸に炭そ病菌を接種した場合、病斑の形成が抑制された。また、土壌にリゾクトニア・ソラニー菌を混和した場合には、苗立枯病の発病が少なくなった。抵抗性の誘導は、一次接種による病斑が肉眼でみられる4日後から認められた。また、本葉第1葉に炭そ病菌を一次接種した場合にも抵抗性は発現した。なお、本研究成果は、9年度日本植物病理学会関西部会で講演発表した。 |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり 立枯病 抵抗性 病害虫防除 |