課題名 | 野菜病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究 |
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課題番号 | 1998001573 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・病害研 |
研究期間 | 単H09~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 土壌殺菌剤である臭化メチルの使用規制に対応して、低毒性で効果の安定した新殺菌剤の開発が農業現場からの強い要請になっている。新規の殺菌剤であるM-020粒剤のトマト青枯病に対する防除効果、薬害などを明らかにし、薬剤の作用特性を調べた。青枯病に汚染されているビニールハウス内の土壌にM-020粒剤を10a当たり40Kgの割合で全面に混和処理した。対照薬剤のクロルピクリン錠剤40Kg/10a処理および無処理と比較して、M-020粒剤の防除効果は認められなかった。また、本剤の処理区では生育停止や生育遅延の薬害が認められた。今後は、薬害の発生しない処理方法を含めて、本剤の防除効果について、さらに研究蓄積が必要と考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 青枯れ病 くり 総合防除技術 病害虫防除 防除 薬剤 |