課題名 | 野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(88) |
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課題番号 | 1998001594 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・土壌肥料研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | これまで代表的品種で確認した高カルシウム(Ca)条件による青枯病の発病抑制が多くのトマト抵抗性品種・系統で認められ、品種のCa吸収能は青枯病抵抗性と相関することが示された。また、発病が抑制される高Ca条件下でも、導管内に菌が高密度で存在することが明かとなった。青枯病抵抗性はCaキレート剤の葉面散布濃度の上昇に伴い低下したが、トマトのCa総濃度には有意差がなく、体内でのCaの形態の関与が示唆された。土耕栽培における発病軽減には塩化カルシウムのかん水施用が有効であった。ぼかし肥施用は生育初期には有効であったが、効果の持続性が低かった。Ca栄養条件は、カーネーション萎ちょう細菌病の発病にも関与し、高Ca条件が発病を抑制することが明かとなった。 |
カテゴリ | 肥料 青枯れ病 カーネーション 環境制御 抵抗性 抵抗性品種 トマト 肥培管理 品種 |