課題名 | キクの養液栽培システムの開発(98) |
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課題番号 | 1998001605 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 継H09~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 各種の養液栽培方式でキクを栽培したところ、土耕栽培に匹敵する品質の切り花が得られた保水シート耕(毛管水耕)方式が、キクの養液栽培には適すると判断された。しかし、保水シート耕では茎が肥大しすぎる傾向がみられたため、次に、培養液濃度による生育制御を試みた、ECを指標として培養液濃度を3段階に変えて栽培したところ、定植時は基準濃度の1/2単位が適しており、その後濃度を上げる時期としては、整枝前後の早い時期が適当と考えられた。また、排液を出さない培養液の吸いきり方式は、掛け流し方式より生育のばらつきや遅延が大きかったため、給排液方式の再検討が必要と考えられた。 |
カテゴリ | 環境制御 きく 栽培技術 肥培管理 養液栽培 |