課題名 | 養液栽培系における有害微生物防除法の開発(103) |
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課題番号 | 1998001610 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 継H09~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 世界各地でもやし類の摂取が原因と考えられる食中毒が多発しており、種子汚染が疑われている。そこで、カイワレ種子に大腸菌JCM1649株あるいはCE273株を接種し、乾熱による殺菌効果を検討した。耐熱性は菌株によって異なり、JCM1649株は75℃、4日間処理で死滅したが、CE273株は75℃、8日間処理でも検出された。CE273株を完全に死滅させるには80℃、6日間の処理を要した。しかし、この条件では種子発芽も阻害されたことから、実用的な方法ではなかった。湛液方式の養液栽培ベッドにCE273株を添加し、その後の菌数変化を追跡したところ、1週間後には培養液中から菌はほとんど検出されなくなった。 |
カテゴリ | 病害虫 かいわれ 環境制御 肥培管理 防除 もやし 養液栽培 |