課題名 | ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(152) |
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課題番号 | 1998001655 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・ユリ研 |
研究期間 | 完H07~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | ウリ類つる枯病菌の宿主特異性もしくは病原力に関連する遺伝子の単離をめざし、病原性の変異を明らかにするための分子マーカーの構築を検討した。本菌の病原性には多様な変異が存在することが明らかになり、菌株間の遺伝変異をRAPDにより検出可能であることを明らかにした。また、保有遺伝資源の検索により、つる枯病に強度抵抗性を示す雑草メロン系統‘JMu-15’を見出した。本系統と罹病性メロン品種との交雑F2、F3およびB1における抵抗性の分離を調査した結果、本系統の抵抗性には不完全優性の複数の遺伝子が関与すると推定した。本課題は平成8年10月の組織改編時に旧育2研から引き継いだものであり、プロジェクト研究の中間見直しを契機に完了とした。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 遺伝資源 害虫 雑草 抵抗性 低コスト 品種 メロン |