課題名 | 重要病害に対する抵抗性系統の効率的選抜法の開発(154) |
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課題番号 | 1998001657 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・耐病機構研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | ニンジン黒葉枯病に対する品種反応の差異を調べるため、適当な人工接種法について検討した。圃場の自然発病株から分離した病原菌を用いて分生子形成培養法を検討し、その結果と合わせ分生子形成能が高く実験に適した数菌株を選定した。ポットに約60日間生育させた市販16品種のニンジンに対し、病原菌分生子の懸濁液を全身に噴霧して接種した。各品種の黒葉枯病の発生の差異を観察したところ、強い抵抗性を示す品種は認められなかったが、感受性にある程度の差異がみられた。ただし、供試植物の生育状況、品種固有の生態型等が発病程度の判定に影響する可能性があり、感受性の評価法についてはさらに検討の必要がある。 |
カテゴリ | 育種 害虫 抵抗性 低コスト にんじん 評価法 品種 |