課題名 | ハクサイ類のカルシウム欠乏症抵抗性系統の育成(155) |
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課題番号 | 1998001662 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・アブラナ研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 8年度の選抜株間で交配したF1をCaを含まない培養液で鉢育苗(培地はパーライト)し,給液マットに並べて養水分供給を均一化して、主として発症の早晩でCa欠乏症抵抗性を評価した。供試系統はいずれも対照の‘新理想’(抵抗性弱)などより発症が遅く、特に‘泰白3号’(直筒型ハクサイ)と‘秋風’(市販F1ハクサイ)を素材とするものが強かった。ただし後者の形質の濃い系統は軟腐病が多発し、最終的に無発症で生存した個体は、大部分が直筒型に近い外観形質を有するものであった。‘佛山黒葉’(パクチョイ)と‘夏賞味’(チンゲンサイ)の交雑後代のチンゲンサイ型選抜系統は、ハクサイの選抜系統より弱かった。全体から20株を選抜し、株間交配により次代を採種した。 |
カテゴリ | あぶらな 育種 育苗 チンゲンサイ 抵抗性 低コスト はくさい 品種 |