課題名 | 茶樹耐凍性メカニズムの解明とその制御(240) |
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課題番号 | 1998001735 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
茶栽培・作業技術研 |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 茶樹の耐凍性制御による新たな寒害防止技術の開発を目的として、茶葉の耐凍性に関与する物質(水溶性蛋白質、全糖、デンプン)について調べた。茶葉の凍害程度は下位葉程低い傾向にあり、凍害程度が軽い葉では蛋白質含量が少なく、全糖含量は多い傾向を見出した。また、9月中旬から5月中旬まで2週間おきに‘やぶきた’‘やまとみどり’‘印雑131’の凍害について調べたところ、品種間で耐凍性の発現時期に違いは見られなかったが、凍害程度には差が認められた。特に全糖含量と凍害程度の間に密接な相関を認めた。さらに耐凍性に関与すると思われる複数の遺伝子DNAマーカー(‘やぶきた’由来連鎖群OpD-6、‘静-印雑131’由来連鎖群OpG-6a)も見い出した。 |
カテゴリ | 茶 DNAマーカー 低コスト 凍害 品種 |