| 課題名 | 養液栽培システムにおける大腸菌の変動解析(264) |
|---|---|
| 課題番号 | 1998001759 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
| 研究分担 |
生理生態・品質解析研 |
| 研究期間 | 継H09~H11 |
| 年度 | 1998 |
| 摘要 | 培養液の用水として水道水を用いた。ホウレンソウ定植15日後に大腸菌を培養液中に添加したところ、6~8日後に検出不能となった。培養液のみを野菜栽培環境下においた直後に大腸菌を添加したところ、その菌数は急激に減少した。一方、9日後に大腸菌を添加すると6日後に検出不能となった。このように、培養液の用水として水道水を用いた場合、培養液がしばらくの間、野菜栽培環境下におかれることで、ある程度の期間大腸菌が生存可能となることが明らかとなった。このことは水道水中の塩素が大腸菌の殺菌に有効な場面が認められることを示唆した。また、大腸菌生存率には藻のようなものの発生や根の存在も関与していることも示唆された。 |
| カテゴリ | 高品質生産技術 栽培技術 ほうれんそう 野菜栽培 養液栽培 |