課題名 | カメリア類サポニン等の利用技術の開発(304) |
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課題番号 | 1998001794 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
茶利用加工・品質化学研 |
研究期間 | 完H06~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | チャ成分の新用途開発を目標に上記課題を4年間にわたり実施し、以下の点を明らかにした。(1)茶種子サポニン類の新たな生理活性を見出した。即ち、ハダニ類に対し密度抑制効果があり、産卵抑制と殺虫効果がその主体であることを見出した。また、酵母類に対し抗菌効果のあることを見出した。さらに、レタス根の生育を促進することを見出した。(2)茶種子サポニンの単離・精製技術を確立した。(3)サポニン類のうち2種の構造を決定し、このうち、主要に含まれるサポニンが酵母抗菌活性の主体であることを明らかにした。得られた成果は茶業研究報告を中心に公表した(3報)。種子サポニンを利用した製品開発が残されているが、10年度からの新規課題で対応する。 |
カテゴリ | 機能性成分 茶 評価法 レタス |