| 課題名 |
ニガウリ遺伝資源の特性評価 |
| 課題番号 |
1998001831 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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| 研究分担 |
久留米・ウリ研
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| 研究期間 |
新H09~H12 |
| 年度 |
1998 |
| 摘要 |
遺伝資源の特性評価と種子増殖を行うとともに、育種素材としての利用を図る。9年度は15点の遺伝資源を特性評価した。草勢は‘95-40-1S’及び‘95-42-1S’が強く,次いで‘95-5-3S’,‘95-32-1S’,‘95-35-1S’,‘95-37-1S’が強かった。節成性は‘95-40-1S’と‘95-42-1S’が強く、雌性系であった。着果性は節成性の強い系統が優れていた。果重は‘95-41-1S’が最も重く,‘95-11-1S’及び‘95-39-1S’は軽かった。果実の形態は長円筒タイプから短紡錘タイプまでが観察された。瘤の形状については丸くて小さい瘤,丸くて大きい瘤,尖って小さい瘤があった。素材としては節成性の強い‘95-40-1S’と‘95-42-1S’が有望と考えられた。10年度以降についても特性評価と種子増殖を図り、育種素材としての有用性を明らかにしてニガウリの品種改良に活用する。
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| カテゴリ |
育種
遺伝資源
茶
にがうり
品種改良
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