課題名 | DNA組換えによる長寿命花き育種素材の作出(376) |
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課題番号 | 1998001866 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・育種法研流通技術研 |
研究期間 | 完H06~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | エチレンによって老化が促進されるトレニアを材料に、エチレン生合成系酵素遺伝子の導入による花の寿命の延長を目的とした遺伝子組換えを試みた。トレニア花弁から単離したACC酸化酵素遺伝子の断片を、センス及びアンチセンス方向でトレニアに再導入することで、花の寿命が延長した形質転換体を作出した。センス方向の方が延長効果が高かった。延長効果は導入遺伝子とともに後代に遺伝し、内在のACC酸化酵素遺伝子の発現の不活化によって、エチレン生成量が減少して花の寿命が延長したことを確認した。得られた成果は日本育種学会で公表した。今後はエチレン受容体に関わる遺伝子組換えについても検討する必要がある。 |
カテゴリ | 育種 茶 トレニア |