水産動物における貝毒の代謝生理特性の解明(45)

課題名 水産動物における貝毒の代謝生理特性の解明(45)
課題番号 1998005864
研究機関名 養殖研究所(養殖研)
研究分担 栄養代謝・飼研
研究期間 完H04~H09
年度 1998
摘要 有毒プランクトンによる二枚貝の毒化現象は水産業における世界的問題であるが、毒の代謝機構はほとんど不明であり、その解明が強く望まれている。そこで、主として二枚貝における下痢性貝毒オカダ酸の分布特性及びオカダ酸の代謝酵素の有無について調べた。ヒオウギではオカダ酸は消化盲嚢の中腸上皮、導管及び細管に特異的に蓄積されることを明らかにした。ヒオウギ及びアコヤガイの消化盲嚢ホモジネートにオカダ酸を減少する活性が存在すること、この活性はヒオウギ及びアコヤガイの消化盲嚢に種特異的かつ組織特異的にみられることがわかった。本活性は温度依存性及び時間依存性であること、NAD及びNADPの存在で反応が促進されることを明らかにした。このほか、二枚貝血漿にはオカダ酸結合タンパク質が存在することも明らかにした。以上、下痢性貝毒の解毒・減毒技術を開発するための基礎的知見を得ることができた。
カテゴリ おうぎ

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