課題名 | 温暖地中山間地域における高収益水田利用方式の解明(6) |
---|---|
課題番号 | 1998002981 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
総合研究・農業経営研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 四国地域における水稲生産及び転作対応の特徴を検討した。高米価の獲得策としての早期米や特栽米は、高価格が期待できる盆前出荷は地域的に限定される上、価格の下落のため、今後の増加はあまり見込めない。転作は実転作面積が大きく減少し、実績参入と水田預託・自己保全、調整水田が激増しており、水田の粗放的利用がより強まっている。転作作物は野菜類が多いが、転作割当の増加に伴い、麦・大豆の面積が増加しつつあることが認められた。こうした中で高収益をもたらす水田利用方式としては、水稲+野菜型や水稲+麦・大豆+野菜型が想定できるが、この方式の成立は経営規模との関連が大きく、また、育苗センターなどの支援組織の果たす役割が重要であることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 育苗 経営管理 傾斜地 出荷調整 水田 水稲 大豆 中山間地域 |