東シナ海における有害化学物質の挙動とサンプリング技術開発(70)

課題名 東シナ海における有害化学物質の挙動とサンプリング技術開発(70)
課題番号 1998005693
研究機関名 西海区水産研究所(西海水研)
研究分担 海洋環境・生環研
研究期間 完H08~H09
年度 1998
摘要 9年7~8月の陽光丸航海において、国立環境研究所と共同で制作した船上用濃縮捕集装置を用いて、機器の性能試験を兼ねて溶存有機ハロゲン化合物を採集した。東シナ海の表層水試料からは、濃度はきわめて低いもののHCH類(農薬の成分)、クロルデン類(シロアリ防除剤の成分)等の有機ハロゲン系の有害化学物質が検出され、本システムが海域における各種有害化学物質のモニタリングに十分な性能を有していることが確認された。またHCH類では、β-HCHが大陸棚奥部の低塩分水張り出し中で高濃度となる明瞭な地理的変動が認められ、中国大陸起源の淡水による有害化学物質の供給の可能性が示唆された。本課題は、プロジェクトの2期への移行により9年度で終了とし、10年度からは新規課題「東シナ海における有害化学物質の時空間変動機構に関する研究」でより発展的な研究を実施する。
カテゴリ 病害虫 農薬 防除 モニタリング

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