課題名 | 亜熱帯沿岸海域における有毒・薬用魚介藻類資源の探索並びに資源評価(87) |
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課題番号 | 1998005711 |
研究機関名 |
西海区水産研究所(西海水研) |
研究分担 |
石垣・沿岸資源研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 石垣島沿岸において、未知の有毒生物として二枚貝類を、海域差や個体差のある毒をもつものとしてシガテラ毒魚、カニ類、ヤシガニ等を採集し、長崎大学と共同で毒性試験を実施した。また、転石潮間帯においてコドラート法により貝類の密度を、礁池、礁斜面において水中ビデオ撮影により魚類の密度を推定し、有毒種の密度に関するデータをまとめた。毒性試験の結果、ウモレオウギガニに高い麻痺性貝毒がみられた他は、ほとんどの種に毒性は認められなかった。魚類の密度は、鰭に毒をもつアイゴ類幼魚は礁池海草藻場で、シガテラ毒をもつといわれるニザダイ類は礁池サンゴ生息帯で高かった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 おうぎ |