水稲の低温ストレスによる蛋白質リン酸化反応の解析(82)

課題名 水稲の低温ストレスによる蛋白質リン酸化反応の解析(82)
課題番号 1999000441
研究機関名 農業生物資源研究所(生物研)
研究分担 分子遺伝・ゲノ複製研
研究期間 継H10~H12
年度 1999
摘要 生物の低温耐性のメカニズムについては、生態学的な面からの研究は行われているが、その分子生理学的メカニズムに対する研究はあまり進んでいない。一方リン酸化による蛋白質の活性の調節制御は広く生物界に普遍の制御様式であり、水稲の低温ストレスに対する環境応答の系においても重要な鍵をにぎっていると考えられる。低温ストレスをシグナルとしそれに引き続く細胞内情報伝達機構を解明することを目的として、リン酸化蛋白質や酵素の遺伝子の単離を行い、遺伝子発現調節機構を検討し、低温ストレスと蛋白質リン酸化の関係を明らかにすることにより、高度耐冷性品種育成の基礎的知見を得る。10年度は低温ストレスによって誘導されるカルシウム依存性プロテインキナーゼを見いだし機能解析した。
カテゴリ 水稲 耐寒性 品種

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