課題名 | 多様な自然条件に対応した高収益作物の生理生態特性の解明と革新的作型・栽培体系の確立(19) |
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課題番号 | 1999003007 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
総合研究・総研1 |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 省力化と環境保護に有効な紙マルチ資材が野菜作に有効に適用できるかを数種の作目・作型に導入して場内および現地で検討した。高冷地での夏秋ダイコン作では地温低下により生理障害を軽減して品質向上効果を認めた。キャベツ・ハクサイの高温期定植栽培、高温期に移植して長期間収穫するシュンギク摘み取り栽培、あるいは、ワケギの前進化作型栽培などにも良好な生育を示した。各作物に共通して、紙マルチは十分な抑草効果があり、ポリマルチに比較して地温上昇を抑え、収穫後には耕うんによって容易にすき込めるなど除草剤低減、片付け作業の省力化に有効であった。今後は低温期の利用法、地際部の早期腐敗防止対策などが課題である。 |
カテゴリ | 病害虫 キャベツ 栽培技術 栽培体系 しゅんぎく 省力化 除草剤 生理障害 だいこん 中山間地域 はくさい 汎用機 わけぎ |