課題名 | 再生紙マルチ直播作業機の開発(85) |
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課題番号 | 1999003070 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
作物開発・機械化研 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する歩行用敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置、端押さえローラ等を装備している。敷設作業速度は0.2~0.4m/sで、敷設に要する総作業時間は、圃場の形状、大きさ、作業者の慣れ等により異なるが、10a当たり60~110分であった。水稲の苗立ち率は、鳥害対策及び出芽までの落水管理を行うことにより、点播式で70~90%が得られた。また、ポット試験で代掻き後の下げ振り貫入深の推移を調査した結果、直播シートと土壌表面の密着性を高めるには、水量を少な目に代掻きした後、表面水がほぼなくなった状態で敷設するのが適当であると考えられた。 |
カテゴリ | 軽労化 高付加価値 水田 水稲 中山間地域 鳥害 水管理 |