課題名 | 果菜類の品質成分形成機構と制御技術の確立(87) |
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課題番号 | 1999003073 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・野菜栽培研 |
研究期間 | 完H04~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 4~6年度は、窒素施用量の違いがトマトの品質・収量に及ぼす影響について検討した。トマト栽培において窒素施用量を30%減らしても吸肥力の強い台木に高糖度系の品種を接ぎ木すれば、収量を落とすことなく、高糖度で品質的にも良いトマト生産が可能であることを明らかにした。7~10年度には、スイカについて、同様の検討を加えた。その結果、自根栽培では窒素施肥量を減じると生育は抑制され、一果重も小さくなり、グルタミン酸含量も減少したが、接ぎ木することでこれらの低下は改善されるとともに糖度の低下も見られなかった。スイカ栽培においても、接ぎ木により収量品質を低下させることなく窒素肥料を現行より30%程度減らすことは可能であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 すいか 施肥 台木 接ぎ木 トマト 品種 |