課題名 | ウシ妊娠子宮組織におけるcDNAライブラリーの作製と遺伝子クローニング(111) |
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課題番号 | 1999003095 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・育種繁殖研 |
研究期間 | 継H09~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 妊娠成立・維持機構の解明は、繁殖生理分野に残された大きな課題の一つであり、この解明には関係物質の全体像の把握が重要である。10年度は、妊娠30日齢の妊娠角側子宮小丘のcDNAライブラリーから、インサートcDNAが確実に入っていると考えられた4クローン(サイズ:2200bp、2300bp、2800bp、6000bp)の塩基配列を決定した。その結果、これらのクローンは、伸長因子、タンパク質チロシン脱リン酸化酵素、GTP-結合蛋白質の一員であるMx蛋白質およびグアニン塩基交換因子の各遺伝子をコードしていることが判明した。伸長因子、タンパク質チロシン脱リン酸化酵素およびグアニン塩基交換因子の遺伝子クローニングはウシでは初めてである。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 高付加価値 肉牛 繁殖性改善 |