イチゴに発生するアブラムシ伝搬性ウイルスの同定と簡易診断法の開発(274)

課題名 イチゴに発生するアブラムシ伝搬性ウイルスの同定と簡易診断法の開発(274)
課題番号 1999002507
研究機関名 北海道農業試験場(北海道農試)
研究分担 生産環境・ウイ病研
研究期間 継H08~H11
年度 1999
摘要 イチゴに発生するアブラムシ伝搬性のイチゴモットルウイルス(SMoV)の性状解明と血清診断法を開発する目的で、汁液接種したツルナを用いてウイルスの純化を試みた。ツルナの接種葉を0.1Mのホウ酸緩衝液(pH8.0)で磨砕し、四塩化炭素処理、ポリエチレングリコール処理、超遠心分離、ショ糖密度勾配遠心分離によって、径約35nmの球形ウイルス粒子を多量に含む純化試料が得られた。しかし、未同定のひも状ウイルスがツルナ接種株の純化材料にコンタミネーシヨンし、純化を阻害した。抗血清による中和反応によってこのウイルスを除去するため、ウイルスを純化し、抗血清を作成中である。なお、凍結保存中の試料からひも状粒子を含んでいないSMoV株を選定し、純化材料用のツルナ葉を大量に調製した。
カテゴリ いちご 害虫 簡易診断 寒地 つるな

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