課題名 |
キュウリモザイクウイルス弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減 |
課題番号 |
1999002519 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試)
|
研究分担 |
生産環境・ウイ病研
|
研究期間 |
新H11~H14 |
年度 |
1999 |
摘要 |
トマト栽培においてキュウリモザイクウイルス(CMV)の感染によるモザイク病は大きな問題となっており、低コストで環境保全型の防除法が求められている。当研究室では、CMVの感染によって激しいモザイク症状を示したトマト株において、弱毒ウイルスの接種によって病徴が軽減し、この病徴軽減はサテライトRNAに起因することを見出した。本課題では、弱毒株によるトマトモザイク病の病徴軽減現象を解明するとともに、治療法の開発をめざす。11~13年度には効果的サテライトRNAの探索及び各種CMV感染によるモザイク病罹病株の病徴軽減、12~13年度にはサテライトRNAの投与法と他種作物での効果、13~14年度には病徴軽減機構の解明を行う。本研究によって、病徴軽減現象の解明がなされるとともに、CMVによる病害の治療法の開発が期待される。
|
カテゴリ |
病害虫
害虫
寒地
きゅうり
治療法
低コスト
トマト
防除
モザイク症
|