課題名 | 森林の微気象形成機構の解明(797) |
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課題番号 | 1999005514 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・防災研 |
研究期間 | 継H05~H15 |
年度 | 1999 |
摘要 | 鹿北流域試験地3号沢に設置された気象観測塔を用いて、乱流変動法による集中観測を行い、ボーエン比法による顕熱フラックスとの相互比較を行った。乱流変動法での観測に用いた小型超音波風速温度計は、測器自体が風速を減衰させる場合があるため、予め風洞実験を行い、それに基づいたデータ補正を行って比較検討に用いた。その結果、両観測法での顕熱フラックスの日変化の波形は概ね一致したが、その値にはピーク時を除いて誤差が生じた。誤差の原因としては、1)測定原理の違い/2)測器自体のエラーなどが考えられ、1)については地形傾斜や測器の設置高度、2)については結露や微振動によるSATの不調、などが関係していると推測された。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 |