課題名 | 九州地方北部における主要森林土壌の水源涵養機能の解明とその評価(798) |
---|---|
課題番号 | 1999005515 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・土壌研防災研 |
研究期間 | 継H08~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 熊本県鹿北町の鹿北流域試験地3号沢において、流域源流部から右岸側の表層土層厚・風化層厚を測定した。表層土層は谷頭凹地で3mを超えるところがみられたが、他の微地形単位では1m以下のところが大部分であった。これに対し風化層は頂部斜面・上部谷壁斜面・谷頭凹地の多くの地点で2mを超え、最高4m以上に達した。他の微地形単位では風化層は薄く、50cm以下の地点も多かった。谷頭凹地の1地点の土壌層位ごとの土壌水分特性を測定したところ、層位ごとに孔隙率が異なり、透水性も保水性も良好なHA-A層、保水性に富むAB層、B1層、透水性・保水性ともに乏しいB2層、B3層が分布していることが明らかになった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 |