課題名 | 火山地域における土砂移動発生機構の解明(799) |
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課題番号 | 1999005516 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・防災研 |
研究期間 | 延H05~H14 |
年度 | 1999 |
摘要 | 雲仙普賢岳周辺における今後の土砂移動発生を予測するための基礎資料として噴火堆積物の粒度組成について検討した。今回の噴火堆積物は、火砕流堆積物、火砕サージ堆積物、降下火山灰とこれらが二次的に移動した土石流堆積物に区分された。火砕流堆積物はシルトから礫までを含んでおり、非常に広い粒度分布を有していた。土石流堆積物もほぼ同様の粒度組成となっており、有意な差は認められなかった。また火砕サージ堆積物は火砕流堆積物に比べて淘汰がよく、砂分が約80%を占めていた。さらに降下火山灰は火砕サージと同様にたいへん淘汰がよい堆積物であるが、シルト分が約80%を占めており、かなり細粒な粒度分布をしていることが特徴であった。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 経営管理 |