課題名 | オウトウわい性台木の探索と利用(49) |
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課題番号 | 1999001424 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
リンゴ・育種研 |
研究期間 | 完S61~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | オウトウのわい化栽培を確立するため、わが国在来のサクラ属野生種を中心にわい性台木素材の探索を行った。供試材料の中から樹のわい化効果が高く、収量性が優れたチシマザクラ4系統、エゾヤマザクラ3系統、‘ストックトンモレロ’及び‘コンパクトステラ’の自然交雑実生11系統を一次選抜した。選抜系統の繁殖性について検討した結果、休眠枝露地挿しによる繁殖は困難であり、繁殖には接ぎ木盛り土法またはミスト下での緑枝挿しが必要であることが分った。また、選抜系統の一部はアオバザクラと接ぎ木不親和性を示した。今後、収量性等に関する調査を行って系適候補系統の選抜を行う。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 おうとう さくら ストック 台木 接ぎ木 繁殖性改善 品種 わい化 |