課題名 | ニホンナシにおける導管液サイトカイニンの定量法の確立及び含量の季節変動の検討 |
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課題番号 | 1999001484 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・栽培生理研 |
研究期間 | 単H10~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 日本ナシの当年枝を材料としてサイトカイニンの主たる輸送経路である導管液におけるサイトカイニン含量の測定法を検討した。その結果、導管液は減圧法で採取できるが、フォスファターゼ活性抑制剤の添加が必須であること、採取した導管液のサイトカイニン含量は、導管液をC18-SepPakカートリッジ及びHPLCで精製後、ELISA法で測定できることを明らかにした。また、本手法を用いてサイトカイニン含量の季節変動を検討したところ、活性型サイトカイニンであるゼアチンの含量は6~9月にかけてほぼ一定レベルであったが、その前駆体の含量には変動が認められた。 |
カテゴリ | 季節変動 日本なし 輸送 |