課題名 | カンキツにおける導管液成分の季節変動と樹体生理との関係解明 |
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課題番号 | 1999001486 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ・栽培生理研 |
研究期間 | 単H10~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 導管液成分の濃度は種類毎に年間の推移が異なり、根が選択吸収を行っている事が推察される。新梢伸長期に濃度が高くなる成分(カルシウム、マグネシウム、硝酸、アスパラギン)、冬季に濃度が上昇する成分(プロリン)、数回のピークがある成分(リン酸)などのパターンが見られた。特にカルシウムとアスパラギンは5月1日に特異的に高くなっていた。‘大谷伊予柑’と‘林温州’を比較すると、全体的な傾向はほぼ同じであったが、カルシウム、アスパラギン等のピークが‘大谷伊予柑’では4月1日と‘林温州’よりも早かった。‘大谷伊予柑’の発芽が‘林温州’よりも早いため、それに応じて根の活動も早くなっていると考えられる。 |
カテゴリ | 伊予柑 季節変動 その他のかんきつ |