課題名 | ナシ園における炭酸ガス、水及び熱収支の動態解明(169) |
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課題番号 | 1999001557 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・気象生態研 |
研究期間 | 継H08~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 平成9年度に引き続き、ナシ園の蒸発散速度とCO2フラックスを微気象観測(熱収支法)により求めた。日蒸発散量は、いずれの月もペンマン蒸発散位と高い比例関係に有り、比例係数は0.66~0.83の範囲にあった。CO2フラックスは、一部の日についてその日変化を明らかに出来たが、値の信頼性に問題が残った。なお、日蒸発散量については、土壌水分減少法によっても測定したが、熱収支法より若干低い値が得られた。一方、幹熱収支法により個体の蒸散量を測定したところ、熱収支法で得られた蒸発散量の約8割であったことから、ナシ園の蒸発と蒸散の比は2:8程度と考えられた。 |
カテゴリ | 生育予測 |